こんにちは。
プレパパの皆さん、マタニティライフを楽しんでますか?
今しかできないこと、今しかない時間なので、
夫婦仲良くかけがえのない時間を過ごしてくださいね!
とはいえ、どんどん出産予定日が近づいてくる中で、
- そもそもどんどん予定日が近づいてくるけど何していいかわからい。
- パパとしてどうママをサポートしていいかわからない。
って方もいるんじゃないかなーって思います。
なのでここでは、
僕が考える「ママにとってのパパの役割」について、ご紹介していきます。
1.妊娠・出産という行為は奇跡の連続
そもそも妊娠して胎児が成長して、無事出産できる確率ってご存じでしょうか?
もちろん個人差があることは承知の上で、調べた結果をまとめてみました。
妊娠率とは、健康な男女が適切なタイミングで性交渉を1年間行い続けた場合の確率です。
なお、妊娠22週未満の残念な結果を流産、22週以降は死産とよびます。
具体的に考えてみましょう。
例えば100組の妊娠を希望するカップルがいたとして、
一番妊娠しやすいママが25-29歳の場合でも、
1年で妊娠できるのは78組、
そのうち無事22週以降まで進めるのが69組、
無事出産が終わるのが68組で、
結果的には約70%のみ。
ママが40-44歳の場合に至っては、
1年で妊娠できるのは36組、
そのうち無事22週以降まで進めるのは21組、
無事出産が終わるのが21組で、
結果的には約20%のみ。
もし、今あなたの赤ちゃんが無事に育っているのなら本当に素晴らしいこと。
無事に生まれてきてくれて当たり前なんてことは絶対にないんですから。
しかも、赤ちゃんだけではありません。
もちろんママだって最悪のケースにいたる可能性もあります。
最近では妊婦10万人中3~5人程度の死亡率だと言われています。
考えてみてください。
あなたの最愛の人がいなくなってしまったら。
僕にとっては、生きている意味がなくなるくらいのインパクトがある出来事です。
ママにとっては、リアルに「命がけ」の行為が妊娠・出産なのです。
ちなみにこのことに触れ、コウノトリで作中に描かれていたセリフはとっても印象的でした。
妊娠・出産は病気ではない。
だから皆、幸せなものだと思い込んでいる。
しかし、
女性は母親になるために、死を含むリスクを背負うのだ。
多くの妊娠出産を見れば見るほど思う。
出産は奇跡なんだ。
引用:コウノドリ
2.ママのサポートはパパしかできない
そんな大変なことに立ち向かわなくてはならないママに、僕たちパパは何ができるのでしょう?
僕自身何度も葛藤がありました。
つわりのひどい妻のことをいくら気にをかけても、
結局代わってあげることも楽にしてあげることもできない。
夜中何度もトイレに行き寝不足な妻の、代わりにトイレにいってやることもできない。
出産を控えた妻にいくら応援しサポートしても、
陣痛や出産の本当の痛みや辛さや怖さを理解することもできない。
結局、隣で妻が苦しんでいるとき、自分は何もしてあげることができなくて、
そんな妻をみているうちに、当事者ではない感覚に陥ってしまいそうになりました。
男にできることなんて何もないんだと思いました。
でもそれは違うと気づきました。
確かに、パパがママの辛さを経験することはできないと思います。
だけど、パパにはパパの役割があります。
それはママの側にいてきちんと妊娠・出産に向き合うこと。
例えば、妊婦検診、パパママ学級、名前を決める、マタニティグッズやベビーグッズを準備するなどのうち、ママにまかせっきりになっていませんか?
赤ちゃんができた時点でもうパパです。
赤ちゃんに関することは夫婦で話し合って、そして決めていく。
だから、ママと一緒に、妊娠・出産に向き合っていく。
否が応でも、ママは逃げることができません。
そんなママに重荷を1人で背負わせるのではなく、自分も一緒に、
夫婦2人で背負って、決断をしていく。
そういう意味でママのサポートができるのは、
パパであるあなたにしかできないことなのです。
3.まとめ
作中のセリフではないけれど、元気に生まれてきてくれて当たり前という感覚が、
正直どこかにありました。
ママにとっては死につながる可能性もある中で、
そんなにのんきに考えていた自分が恥ずかしいです。
そして今この瞬間も元気に生きていること、
愛する妻も元気で隣にいてくれること、
大きな不満なく無事に暮らせていること、
そして、この何気ない当たり前の毎日が、
本当に奇跡の上に成り立っているんだなって感じると、胸がいっぱいになります。
父親だからという理由で、
女性の妊娠・出産に無関心であっていい理由にはなりません。
というか、むしろ父親だからこと知ってほしいし、考えてほしい。
それはきっと将来、命の大切さについて子どもにも伝えられるようになるし、
なにより日々生きる上での自分の意識が大きく変わるきっかけになるのではないかなーって思います。
最後になりますが、
もし興味あれば「コウノトリ」おすすめですので読んでみてください。
漫画なのでサクッと読めちゃいますよ。
もちろんドラマもあるのでTV派の方はそっちがいいかもです。
では、最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
この文章が少しでも何かのきっかけになれば嬉しいです。