新生児育児って、不安半分、わくわく半分の1か月間ですよね。
とはいえネット上では、「育児が大変」、「ちゃんと育てられるか不安」、「産後うつ」など、どうしてもネガティブな側面にフォーカスしがちです。
でも、本来育児ってポジティブなことのほうが多いはず!!
ということで、生後1か月間、育休取得してよかったなぁ~と、僕が感じたところを思いつく限りご紹介します。
・産後1か月のリアルを知りたい
・産後1か月間、育休取得することのメリットを知りたい
・育休取得で悩んでいるけど、おすすめ時期を知りたい
目次
- 1 生後1か月/産後1か月って赤ちゃんとママにとってどんな期間?
- 2 【赤ちゃん生後1か月に育休取得してよかったこと(その1)】日に日に変化する子供の成長を体感できた
- 2.1 僕が子どもの成長を感じた場面17選
- 2.1.1 ①泣き方が変化する
- 2.1.2 ②泣き声が常に過去最高声量を更新
- 2.1.3 ③泣き方の傾向がわかるときがくる
- 2.1.4 ④おしっこ&うんちの回数に驚愕
- 2.1.5 ⑤おしっこ&うんち後の表情にほっこり
- 2.1.6 ⑥めぐるめく表情に出会える
- 2.1.7 ⑦おっぱいの飲み方が上手になっていく
- 2.1.8 ⑧ミルクの飲む量がどんどん増えていく
- 2.1.9 ⑨立派なおならをかましだす
- 2.1.10 ⑩大人顔負けのお風呂を楽しむ顔をする
- 2.1.11 ⑪どんどん爪が伸びる
- 2.1.12 ⑫大の字になって寝るようになる
- 2.1.13 ⑬寝起きはちゃんと伸びをするようになる
- 2.1.14 ⑭目をこする素ぶりをしだす
- 2.1.15 ⑮ちゃんと体重が増える
- 2.1.16 ⑯視点が定まりだす(うつろ➜固視➜追視)
- 2.1.17 ⑰顔つきがどんどん変わっていく
- 2.1.18 ⑱体臭が変化していく
- 2.1.19 ⑲手足をばたばたできるようになる
- 2.1.20 ⑳反射の笑顔から嬉しいの笑顔へ
- 2.1 僕が子どもの成長を感じた場面17選
- 3 【産後1か月に育休取得してよかったこと(その2)】産後のママを支えることができた
- 4 【産後1か月に育休取得してよかったこと(その3)】夫婦の絆を深めることができた
- 5 【まとめ】生後/産後1か月に育休とってよかったこと
生後1か月/産後1か月って赤ちゃんとママにとってどんな期間?
まずはざっくりと、生後/産後1か月が赤ちゃんとママにとってどんな時期かおさらいです。
赤ちゃん生後1か月の特徴
身長は約9%、体重はなんど30%以上も大きくなります。(もちろん個人差あり)
特に生まれたての頃に比べ、1か月も経てば丸々とお肉もついていきますよ。
ママの産後1か月の特徴
産後1か月は身体をいたわり療養する時期です。
- 身体の変化
子宮が元の大きさに戻ろうとする(子宮復古)。
通常4~8週間程度かかる。 - 心の変化
ホルモンバランスの変化によって、不安定になりやすい。
育児の負担もあり、産後うつになる人もいる。
【赤ちゃん生後1か月に育休取得してよかったこと(その1)】日に日に変化する子供の成長を体感できた
まずは何といってもこれ!!
新生児の1か月間は本当にあっという間なんです!!(←ここ重要)
僕たち大人の1か月とは大違い。
別にね、大人は1か月前となんら変わった気はしないから、たかが一か月と思ってしまうけど、新生児にとっての最初の1か月の変化の大きいこと大きいこと。
控えめにいっても、毎日が驚きと喜びと感嘆の日々でした!
ではさっそく、ご紹介していきます。
僕が子どもの成長を感じた場面17選
①泣き方が変化する
赤ちゃんの泣き声って「オギャー」だと思ってたけど、全然そんなことない。
生まれたては、「ふにゃ~、ふにゃ~」ってか細いネコみたいで可愛いくて守ってあげたくなる。
その後は、「あー!あー!」って腹の底から声出るように。声量とか、声の出し方とか結構変わってびっくり。
②泣き声が常に過去最高声量を更新
「昨日まではそんな声だせなかったよね?」ってくらいに大きな声がでるときがある。
妻と2人で、「大きい声でてすごいねー!」って逐一大喜び。
子供は泣いているんだけど、可愛さと立派さでしばらくみていたい気持ちになる。
③泣き方の傾向がわかるときがくる
お腹すいたときの泣き方は「あ゛ーっ!あ゛ーっ!」
おむつ替えてほしいときは「へぇーっ!へぇーっ!」
相手してほしいときは「ふぇ~っ!ふぇ~っ!」
ただし、1週間もすればまた微妙に変わってくるところが新生児育児の難しさだなぁと実感。
④おしっこ&うんちの回数に驚愕
想定以上に回数が多いです。ほんと1日10回以上はあたりまえ。
あんなちっちゃなお腹だから、飲んだらすぐ出すのは当たり前かとも納得。
立派にだしてくれるのが嬉しくて嬉しくて「たーくさんお出しなさい」って気持ちでいっぱい。
⑤おしっこ&うんち後の表情にほっこり
基本、顔が無表情のため、おしっこしてもうんちしても、「まったく存じ上げません」ってしらばっくれる顔が可愛い。
特におむつ替えた直後に、またうんちしても、「え、なにもしてませんよ」ってアピールしてる顔みると、妻と爆笑してました。
⑥めぐるめく表情に出会える
無表情➜笑顔➜泣き顔➜寝顔➜etc.
さっきまで無表情で天井見つめてたのに、不意に「にかっ」て笑って、こっちが喜んでいたら、またすぐに泣く。
コロコロ変わる表情に毎日癒されるのと、それにつられて僕たちも表情が豊かになった気がします。
⑦おっぱいの飲み方が上手になっていく
生まれたての赤ちゃんはおっぱいを飲むのが下手くそで、乳首は痛いし、あんまりでないし、大変。
だけど、徐々にしっかり吸い付いて母乳を飲めるようになっていく。
そばで見ていて、たくましさと嬉しさが入り混じった感覚になりました。
⑧ミルクの飲む量がどんどん増えていく
大きくなっていくから当然ではあるのだけれど、目に見えて飲む量が増えていく。
飲んだミルクの分で身体ができているんだなって、実感できると嬉しくなる。
生まれてすぐは50ml/回くらいだったのに、1か月後には180ml/回くらいになるんです。
⑨立派なおならをかましだす
小さいながら大人顔負けのでっかいおならをします。
うまくげっぷできない、もしくは空気を飲んでしまう等で空気がたまるからみたいだけど、なによりおならが大きい。
そして、でっかいおならをしたあとに、
「え、なにもしてませんよ」って顔を、本気でしているところがなによりも可愛らしい。
⑩大人顔負けのお風呂を楽しむ顔をする
沐浴のときに「ごくらくぅ~」って顔をしていて、見ているこっちも気持ちよくなる。
生後週数が経ってくると徐々になくなってきたので、新生児限定(うちの子だけ?)の顔なのかもしれない。
⑪どんどん爪が伸びる
顔に引っかき傷ができて気付く。
切っても切っても、気が付いたら爪が伸びてる。
ちっちゃいおててだから小指の爪なんて、数ミリくらいしかないけど、それでも伸びていく。
⑫大の字になって寝るようになる
これは本当に可愛くて、見るたびに抱きしめたくなる!
生まれたては手足を小さくして丸くなって眠る。子宮にいた頃もこうしてたんだろうなって姿で守りたくなる可愛さ。
それがしばらくすると大の字になって寝だす。
身長50㎝かそこらのちびちゃんが、一丁前にお布団で大の字になっている姿をみると、ちびのくせ~っていう可愛さ。
⑬寝起きはちゃんと伸びをするようになる
基本寝ている赤ちゃんですが、寝起きにぐぐぐっと伸びをするようになるんです。
そのときの顔としぐさが可愛い。顎を引いて顔も伸ばしているのか、おさるさんみたいな表情になって、何度カメラを向けたかわからないくらい面白い。
⑭目をこする素ぶりをしだす
1か月に近づいてくると、眠たいときに手の甲で目をこすりだします。
ちっちゃなおててで、一人前に目をこするしぐさにも胸がキュンキュンしてしまいます…
⑮ちゃんと体重が増える
当たり前だけど、やっぱり嬉しいのがこれ。
ちゃんと重くなっていく。
抱っこしてると腕が疲れる、背中が筋肉痛になるなど、
日常生活していたら、絶対筋肉痛ならんやろって場所が筋肉痛になります。
背中が張って、腰が痛くなったのは人生初。
⑯視点が定まりだす(うつろ➜固視➜追視)
生まれたての頃はぼんやりしていて、どこ見ているのかわかりません。
でもしばらくすると、だいたい天井の模様とかをじーっと眺めるようになって(固視)、
さらにしばらくすると、人の動きとか、目の前にだしたティッシュとかを目で追うようになってくる(追視)。
この頃には周りの呼びかけに反応してその方向を向きだすので、声かけて、夫婦で楽しんでました。
⑰顔つきがどんどん変わっていく
生まれたてのときは腫れぼったい顔をしてます。
どんどんむくみもとれてシャープになっていきます。
しかも、まつげとか眉毛が伸びてはっきりしてくるんです。
こんなに顔つきが変わるのは後にも先にも今だけですよ。
⑱体臭が変化していく
生まれたての赤ちゃんの匂いってなんだか癖になる香り。
大きくなるにつれ、すこーし匂いも変わっていきます。
うちは男の子だったから、頭の匂いは男の頭皮(皮脂)ってにおいで、「くさっ!!」って笑いながらも、毎日スーハーするくらい病みつきでした。
⑲手足をばたばたできるようになる
大きくなるにつれて、全力で手足を動かすようになります。
生まれたてはぐっすり寝ているのが多かったのに、活動的ですよね。
足のキックにも力がはいっていて、その力強いこと!
⑳反射の笑顔から嬉しいの笑顔へ
新生児って全然笑ってくれないんですよ。
だけど全然笑ってくれないからこそ、たまに笑ったときがとっても貴重な瞬間。
天使のほほえみと言われているくらい可愛い。
はじめて見れたときは感動ものでした。
けど、この天使のほほえみはただの神経反射で、お腹の筋肉が緩んだときにみられるものなんです。
それが次第に、自分の意志で笑顔になってくのがわかります!
自分があやして笑ってくれたら最高ですよ。
【産後1か月に育休取得してよかったこと(その2)】産後のママを支えることができた
出産って病気じゃないから、出産して「はい、終わり!」ってイメージありませんか?
確かに見た目はお腹も小さくなるけど、身体がもとに戻るまで4~8週間はかかるんです(産褥期)。
ダメージを追っているのお腹の中だからぱっと見はわからないけど、全治2か月ですよ?
結構なケガや病気に相当します。
産後1か月のママはまさにそんな状態なんです。
だから、できるだけママのサポートをして負担を減らしてあげたいところですよね。
ちなみに、妊娠出産について知りたい場合はコウノドリがおすすめ。
ドラマにもなった漫画なので、サクッと読みながら、リスクとか心構えとか学ぶことができますよ。
個人的に好きなセリフがこちら。
妊娠・出産は病気ではない。
だから皆、幸せなものだと思い込んでいる。
しかし、
女性は母親になるために、死を含むリスクを背負うのだ。
多くの妊娠出産を見れば見るほど思う。
出産は奇跡なんだ。
引用:『コウノドリ』
産後1か月のママを、僕なりにサポートできたことは主にこの3つです。
日中の家事全般 ⇒ 休息時間の確保
夜の授乳サポート ⇒ 睡眠不足軽減
毎日の沐浴担当 ⇒ 力仕事の回避
産後1か月のママは、慣れない育児のプレッシャーによる精神的負担と、
2-3時間おきの授乳&約1時間おきのおむつ交換という肉体的負担がとっても大きくなります。(これ以外にも赤ちゃんの世話はたくさんあるよ...)
一方で、ママ自身も身体の回復に努めないといけない時期なので、どうしても両立が難しい問題になってきます。
それを解決できるのがパパのサポート!
なので、できるだけママの回復の時間を確保できるように、
パパにできることをできるだけするように努めました。
ぶっちゃけミルクで授乳すれば、全部パパでもできます。
うちは母乳で育てたい派だったので、授乳はママしかできないけど、
足りない分は僕が準備したミルクで代用していましたよ!
ちなみに、こちらは記事にてパパの役割分担として、産後1か月にどんなことができたか詳しく紹介しています。
【産後1か月に育休取得してよかったこと(その3)】夫婦の絆を深めることができた
産後1か月を夫婦で過ごして協力して育児をしたことで、今まで以上に夫婦の絆が深くなりました。
育児って予期せぬこと、わからないことの連続。
そのたびに、夫婦で話し合い、対応し、また話し合いを繰り返すので、夫婦というチームが機能し始めます。
慣れない育児に苦労する一方で、
はじめての子育てにみる喜びを一緒に経験できるのも大きなポイントです。
忙しい子育ての日常にちりばめられている小さな喜びに気づき、2人で喜んだときの嬉しさは「これが幸せってことかー」って実感できますよ。
僕たち夫婦が経験した苦労&喜びポイントをご紹介します。
- 深夜に何度も起こされ、睡眠不足の限界を経験する
- 毎日ミルク量について真剣に議論
- 初めて吐き戻したときは不安でいっぱい
- 抱っこの仕方がわからず苦労
- 初めての3人のお散歩
- 沐浴中のうんち
- おむつ替え中のおしっこ&うんち
- おむつ替えた直後のおしっこ&うんちと表情
- 子供にみる幼き妻の顔
①深夜に何度も起こされ、睡眠不足の限界を経験する
赤ちゃんの授乳周期は2-3時間ごと。しかも一度起きたら1時間は眠れません。
なので、1-2時間程度の細切れ睡眠を寄せ集めくらいしか実質眠ることができませんでした。
もう、寝るというか仮眠でしかないような状態です。
そうなると、本当に気持ちがざらつき、イライラがたまってしまいます。
全く本心ではないのに、「この子がいなければどれほど楽か...」って頭をよぎってしまうことも。
②初めて吐き戻したときは不安でいっぱい
ミルク問題の派生形ですね。
げっぷがうまくできなかったり、ミルクを飲み過ぎたときだったり、結構な量を吐き戻す場合があるんですが、『もう一回ミルクあげようか、やめようか問題』です。
基本的にあげないでいいとのことで、そのまま寝かしつけてはいましたが、罪悪感が半端ないです。
③毎日ミルク量について真剣に議論
どれくらいミルクをあげるのか?って育児と切っても切れない大きな問題なんです。
僕たちはわからないなりにも、赤ちゃんの泣き方、授乳間隔、直近の搾乳量などを参考に、
「今回は80mlくらいにしようか」と2人で相談してミルク量を決めていきました。
これを「全部任せる」って丸投げされると相当イラつく&愛想を尽かすって先輩ママの声が深ーく理解できました!
④抱っこの仕方がわからず苦労
人によって抱っこされ心地が微妙に違うらしく、僕が抱っこすると泣くケースがあります。
自分なりにネットで正しい抱き方を調べ、実際の妻の抱き方を真似て、なにが良くないのかを妻と話しながら抱っこ練習したのはいい思い出です。
⑤初めての3人のお散歩記念日
1か月検診が無事に終わり、始めて家族3人でお散歩はとっても新鮮!
はじめてみる外の世界にきょとん顔の息子を連れて、1か月ぶりの外出の妻と、家族の時間を楽しみました。
歩きながら改めて「産んでくれてありがとう」っていうと、「一緒にいてくれてありがとう」って。
⑥沐浴中のうんち
ある日のこと、沐浴中に「ブリブリブリっ!」っと大きな音が。
せっかくのお湯にうんちが「ぷかぁ~」っとこんにちは。
これを合計3回やられました。
毎回、妻と爆笑。
そんな日常の1コマもいい思い出です。
⑦おむつ替え中のおしっこ&うんち
せっかくおむつを替えている途中に追加のおしっこ&うんちもしばしば。
突然はじまる排泄をアトラクションのように楽しみながらおむつ交換。
どんな育児も楽しみ方次第ですね。
⑧おむつ替えた直後におしっこ&うんちしたときの表情
またまたシモのお話し。
赤ちゃんって表情に出さないんです。
だから絶対うんちした音がしても、「しりませんよ」ってきょとん顔。
⑨子供にみる幼き妻の顔
「この顔昔の私にそっくりだね!」
「このしぐさ僕に似てるね。」
こんな会話を交わす日常のなんと幸せなこと。
【まとめ】生後/産後1か月に育休とってよかったこと
育休をとって、産後1か月の妻と生後1か月の子供のそばで生活する中で感じたよかったことをご紹介しました。
ここで紹介した事例はまだまだ、一部でしかありません。
けど、生後1か月ってめちゃめちゃ貴重な期間で、この1か月しか経験できないことがたっくさんあるんだよってことをお伝えできていれば嬉しいです。
もし育休取るなら、生後1か月まではマストですよ!!
なんといっても僕自身、何気ない毎日がこれほどまで充実するということを実感することができました。
本当に貴重で有意義な時間を過ごすことができて、満足しかありません。
きっと自分たちが、おじいちゃんとおばあちゃんになったときも、
「あのときは育児楽しかったねー」って妻と2人で話すことができるでしょう。
そんな人生、素敵じゃないですか?
2人で一緒に育児に向き合って、やってみて、楽しんだからこそ、
この産後1か月は僕の人生で大切な思い出になりました。
思い出ほどかけがえのないものはありません。
あなたとパートナーと、そして大切な子供とのオンリーワンな体験です。
ぜひぜひ、育児という今しかない限定イベントを、大切なひとと満喫しましょう。
家族の時間を大切にしたいと思っている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!