パパの育休

パパが1年間の育休とるってよ

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こんにちは、だいです。

大手企業で働く僕が育児休業を1年間取得するにあたって、この1年間を有意義な時間としたいと思い、ここに初心表明をします。

最終的にはこの1年間の振り返りと適宜、軌道修正をしていくこと、そしてなにより今の気持ちを言語化しておくことが今の自分にとってなにより大切だと感じているからです。

僕が育休取得という選択をしたワケ

男性の育休取得というと世間では「ようやく認知されはじめたかな」という程度。

とはいえ、男性の育休取得率はまだまだ約5%だし、そのうち6割が取得日数は5日未満と、まったく普及していないという事実。

そんな中で、僕は1年間の育休取得という決断をしました。

まだまだ社会的には稀な例だと思いますが、そんな僕の考えを整理するとともに、

「これから育休をとりたいな」って思っているパパの背中を押せれば幸いです。

(1)今しかできないことを大切にしたい

私が育休、しかも男性で1年間という長期間の休業を決断した最大の理由は、

「今しかできないこと」を大切にしたいと想ったから。

子どもはどんどん成長していきます。

よく聞く話として、
・初めて寝返りをうった
・初めてハイハイした
・初めてつかまり立ちした
・初めてしゃべった
など、子どもが成長していく過程には、初めてのシーンが盛りだくさんです。

その時その時でしか見られない表情やしぐさ、そして感動がきっとあるはず。

その一瞬一瞬に自分が立ち会っていたい、自分自身で体感してみたい、
そして、その喜びを愛する妻と一緒にリアルタイムに分かち合いたい。

そうしたかけがえのない時間を、かけがえのない大切な人と過ごすこと。
これが僕にとっての「今しかできないこと」で、それを大切にしたい。

そう強く想いました。

ここで育休を取らなければ、

いつも通り満員電車に揺られて出社し、
いつも通り目先の納期に追われて業務をこなす日々、
いつも通り付き合いで夜は飲みに行き、
いつも通り遅くに帰宅して、明日の仕事に向けてすぐ寝るだけの、

そんないつも通りの日々が、我が物顔で僕の人生を支配してしまいます。

妻と過ごすかけがえのない時間を顧みる暇もなく、
ましてや大切なわが子に意識を向ける時間もどれほどあるのでしょうか。

子どもの妊娠、出産、そしてそれに続く成長の日々という、
そんなにも大切で、しかも一生に一度しかない一大イベントに参加できないということは、
何のために生きているのかと自分の生きる意味について問いたくなるほど、
僕にとっては大きな喪失感を伴うものだろうと想像するのは容易でした。

自分の価値観にあった選択をすることは、
自分の幸福度を高めることになり、きっと妻や子供を含めた家族全体の幸福度を押し上げてくれるに違いありません。

家族みんなが、家族みんなに、向き合い過ごすこと。
そのプロセスこそが、このかけがえのない時間を人生の宝物にしてくれると思います。

(2)今後の人生戦略に向けた準備期間としたい

2つめの理由は、将来を見据えて人生を見つめなおし、準備期間としたいことです。

大切なことを大切にする人生を送りたい。
これが僕の目標であり、座右の銘であり、美学です。

「大切なこと」を「大切にする」を実際にできている人は、間違いなく幸せです。
だって自分の価値観を満たすことができているから。

僕の中で最上位にある価値観は「家族愛」。

僕はこの育休期間の時間を利用して、
育休制度を利用した一時的な家族との時間の確保だけでなく、
その後の長い長い人生を、定常的に家族との時間を優先した生活を手に入れるための準備をしようと思っています。

今の世の中は物質的には飽和した時代です。
だからこそ精神的にだれもが自分の幸福を満たしたいと願います。
でも満たし方がわからない、選択肢を知らない、
だから結果として自分の価値観を満たせず悩んでしまう人は多い。

そんな中で、
僕が自分自身と向き合い、家族と向き合い、
その中で、悩み、考え、選択していくリアルなプロセスを発信していくことは、
同じように家族を大切にした人生を送りたいと願う、どこかのだれかの価値になるはず。

そう信じて、僕なりに感じたことを僕なりの言葉で紡いでいきます。

そしてその先に、
僕の人生を懸けたやるべきことの輪郭が少しずつはっきりしていく。
そんな気がしています。

パパの育休活用の先に広がる未来


男性の育休取得率は約5%でそのうち6割が取得日数5日未満。
つまり、長期の育休を取るパパは極めて少ないのが事実です。

でも僕は、この育休制度をうまく活用すれば、
一人一人の人生はもちろんのこと、日本全体をよりよくしていける可能性があるとみています。

育休は、家族と向き合い、自分と向き合うことができる機会であり、しかもノーリスク。
給付金が支給されるから生活面はもちろん、復帰後の職も心配がないという子育て世代にのみチャンスがあるボーナスステージです。

この期間にきちんと自分の人生と向き合い、自分らしく主体的に生きることができれば、

個人では、言動1つ1つに自信をもって充実した日々を送ることができる。家庭では、生き生きとした自分の姿を子どもにみせてあげることができる。
仕事では、自分の生産性を高めることができる。
そんなパパが集まれば、日本の社会をよくすることができる。

時代も令和になり、男女平等が浸透しているとはいえ、
依然として社会は男性社会な面があります。

そこで男性が長期の育休をとり、より成長して職場復帰してきたらどうでしょう。
その後の組織をけん引する人材になったらどうでしょう。
自分の道を見つけ、新しい一歩を選んだとしても、それが社会に価値を創出することになったらどうでしょう。

あえてパパが育休をとる意味はまさにここにあると思っています。

育休パパは社会を変える可能性です。

自分自身で人生を切り開いていくパパの輪が広がれば、笑顔あふれるやさしい世界を創ることができる。

そんな未来につなげることができたらなぁと思いつつ、
まずは僕にできるところからコツコツと今に向き合っていきます。

この記事を読んで、育休に興味をもたれたパパがいればとても嬉しいです。僕と一緒に自分らしい生き方を目指しましょう!

育休を活用するパパが広まることを、
笑顔あふれる家庭が広がることを願っています。

ABOUT ME
だい
妻大好きな1児のパパ / 妻を大切にしたら人生変わった / 世界で最小単位のコミュニティ”夫婦 ”のパートナーシップを大切に /大切なひとを大切にする暮らしについて発信 / 夢は子供5人の7人家族で仲良くにぎやかに過ごすこと