こんにちは、だいです。
男性の育休取得が話題になりつつありますね。
とはいえ、育休に興味があるパパの中でも、
「パパが育休とってどうなるの?パパがとる価値って何があるのかわからないよ」
「育休とってすることは育児だけでしょ?それならママだけで十分じゃないの?」
って疑問がある方もいるかと思います。
そんなあなたに、育児休業を1年間取得している僕が、
パパの育休取得で得られる本質的なメリットをお伝えします。
結論からいうと育休とは、「時間」を与えてくれるものです。
この時間をうまく活用することで、あなたと大切な家族の未来を変えることができます。
「家庭を守り、家族みんなで笑顔で幸せに暮らしたい」
そう思うパパの背中を押すことができれば幸いです。
目次
パパが育休を取得する価値は「時間の確保」
時間の価値は計り知れません。
誰にでも平等なもの、お金に変えられないもの、それが「時間」です。
僕たちサラリーマンは普段、自分の時間を売ってお金をもらっています。
でも、育休を取得すれば、時間を売らずにお金をもらうことができます。
その浮いた時間であなたが何をしようと自由ですが、
僕は将来の投資になることに費やすことをおすすめします。
将来の投資とは、
- 家族の幸福度の向上
- 個人の市場価値の向上
の2つです。
この2つにフォーカスして行動すれば、あなたと大切な家族の人生を変えることができますよ。
育休は家族の幸福度を上げるチャンス
人によって幸せの定義は様々ですが、家庭が円満であることは不可欠な要素ですよね。
パパが育休を取得すれば、家庭の円満度を高めることができますよ。
具体的なメリットは次の通りです。
- 子供との想い出をつくることができる
- パートナーとの絆を深めることができる
- 両親への孝行ができる
それぞれ詳しくみていきましょう。
子供との想い出をつくることができる
「子供との想い出なんて、いつでもつくれる」って思ってませんか?
その考え、めーーっちゃもったいないですよ!
だって、
生まれてからの1年間が、子どもと最も濃い時間を過ごすことができる期間だからです。
その心は、1歳までの子供の成長が一番著しいということ。
新生児の成長は早いものです。
1年で体重は約3倍に、身長は約1.5倍に。
寝てるだけしかできなかった新生児は、
首がすわり、座れるようになり、ハイハイをして、つかまり立ち、そして一人で立てるようになる。
泣くしかできなかった赤ちゃんは、
音や声に反応し、自分でモノを掴み、言葉を発するようになる。
これらの変化が1年足らずで終わってしまいます。
こんなにも濃密な1年間って、その後の人生でありますか?絶対ないです。
- はじめて笑った
- はじめて立った
- はじめて喋った
こんな感動体験をすべて逃してしまっていいんですか?
自分の目で愛する子どもの成長過程をみて、自分の身体で感じる。
成長の1つ1つの過程が自分にとってかけがえのない宝物になるはずですよ。
後から悔やんでも時間は戻せません。
今しかできないことを大切にしましょう。
パートナーとの絆を深めることができる
1歳までの期間が一番濃い期間で、楽しさあふれるイベントが盛りだくさんなことは、間違いなしです。
一方で、たくさんの苦労や悩みにぶち当たる期間でもあります。
育児の苦楽をともにすることでパートナーとの関係がより一層深くなりますよ。
なぜなら、想像以上に育児ってハードなんです。
初産ではすべての育児が初めてだらけ。
2人目以降では上の子の世話も上乗せになり、こちらも育児量がはじめての世界。
3時間おきに泣く赤ちゃんに授乳し、おむつを替え、寝かしつけると1時間たつことなんてざらです。
つまり、ママは昼夜問わず3時間おきに1時間の強制労働があるということ。
まとまった睡眠をとれず、こまめに起こされるって体力的にはかなり厳しいですよ。
『3時間おきに1時間起こす』を繰り返すなんて、アメリカの心理学系の大学で実験してそうな内容ですしね。
そんなママをサポートできるのはパパなんです。
そしてママが頼りたいのもパパなんです。
だから僕は育休取得という選択をしました。
世界で一番大切にしたいのが妻だから。
おかげ様でいつも妻の笑顔がみれています。
両親への孝行ができる
「親にも孫の顔を見せてやりたいけど、時間がないなぁ」って思うことありませんか?
「いつかは親孝行したいなぁ」と思いながら、
盆と正月しか帰らない生活を送っているのであれば、育休を取得すべきです。
育休をとれば時間に余裕が生まれますし、時間があれば遠方への帰省も簡単です。
しかも交通機関は平日料金で格安。
なぜなら、親との時間は想像以上に少ないからです。
今元気でいてくれる両親が、1年後も元気である保証はどこにもありません。
こちらのサイトでは、『残された親との時間』が計算ができます。
親の年齢と年間の帰省時間を入力するだけ、1分で完了です。
ちなみに僕の場合は、あと5400時間。
月換算で7.5ヵ月しかないという衝撃でした。
子どものころは1年一緒に過ごして当たり前だったのに、今の生活のままだと、もやは1年間もない結果でした。
「後悔したいときに親はなし」とはよくいったものです。
自分が後悔しないためにも、親が元気なうちに、できるだけ恩返しをしたいものですね。
育休は個人の市場価値をあげるチャンス
「子供もできるし、父親として家族や生活を守りたい」
「そのために仕事を頑張り、出世してより多くの給料を稼ぎたい」
こんな想いで日々仕事を頑張っているパパも多いと思います。
ただ僕は、「会社で頑張ることが家庭を守ることにつながるのか」と疑問をもっています。
少子高齢化からくる働き世代への負担増、年金受給年齢の引き上げ、一向に上がらない給料、始まりつつある企業の大量リストラ、終身雇用制の崩壊。。
国も会社も僕たちを守ってはくれません。
自分の身は自分で守るしかないのです。
だからこそ、この不確定要素の多い現在においては、
時代の変化に対応していくことが生きる上での一番のリスクヘッジだと考えています。
そういった観点で、育休期間という貴重な「時間」を、次の3つの資産に変換することが、僕たちサラリーマンにできる最良の道です。
- スキルアップ
- 仲間とのつながり
- 実績の積み上げ
さっそく、詳しくみていきましょう。
スキルアップをする
時間を「スキル」に変換しましょう。
スキルがあれば自分の力で稼ぐことができるからです。
そして自分自身で稼ぐことができれば、会社という組織に縛られる必要がなくなります。
つまり、異動や転勤、残業や長時間勤務、満員電車の通勤に悩む生活ともおさらばです。
そして今の時代、ブログやプログラミング、ライティング、動画編集など、たくさんの副業や起業の参入ハードルが下がっています。
少しググれば、ネット上には無料で価値のある情報があふれています。
ひと昔前であれば、知ることのできなかった情報、高額なお金と引き換えにしか学ぶことのできなかった知識を、タダ同然に得ることができるのです。
これらを参考にスキルを身につけることで、1年あれば十分稼ぐ力を身に着けることができます。
まず自分で稼ぐという決意。
そして、正しい行動を継続すること。
自分の人生、大切な家庭を守るため、悔いのない選択をしましょう。
仲間とのつながりをつくる
時間を「つながり」に変換しましょう。
個人で稼ぐ人たちが増えている今の時代、自分で稼ぐことに加え、ネットワークを作っておくことは極めて重要です。
なぜなら、圧倒的個人の時代の次は、個人が協力しあうチームの時代がくるはずだからです。
今、努力しているフリーランスの方々がそれぞれのつながりをもち、そのネットワークの中で仕事が回ってくる状況がきます。
加えて、同じような想いをもって活躍されている方と同じ環境に身を置くことで、自分自身の成長にも大きく影響を与えます。
環境を変え、付き合う人を変えると、人生が変わるのです。
まずはオンラインサロンに入ってみる、twitterで発信を始めてみる、朝活や読書会などリアルな集まりに参加してみるなど。
行動のきっかけはあらゆるところに落ちています。
あとは行動するかしないか、それだけです。
実績を積み上げる
時間を「実績」へ変換しましょう。
上述した通り、自分でスキルアップし、自分で行動した結果を実績として積み上げることができれば、今後のキャリアの選択肢が広がります。
例えば、ブログを運営して月間10万PVまで育てることができれば、Webマーケティング、Webライティング、ブログ運営のスキルをもっていることの証明に他なりません。
同様に、Web制作や動画編集など、クラウドソーシングでの受注実績が100件あれば、各分野で一定のスキルをもっていることの証明になります。
そして自分自身で実際に稼ぐ実績をつくれれば、その実績をもって独立もしくは転職という「選択肢」が増えます。
選択肢を多くもっていれば、時代がどう変化していようと、その時々で最適な方向へ歩んでいける可能性が高くなります。
つまり、
自分のキャリアの「選択肢」を増やす行動をすることこそ、家族を守る行動になるのです。
【まとめ】パパの育休取得で得られる6つのメリット
結論をまとめます。
1.家族での満足度向上
①子供と想い出をつくることができる
②パートナーとの絆を深めることができる
③両親への恩返しができる
2.個人の市場価値向上
①スキルアップをする
②仲間とのつながりをつくる
③実績を積み上げる
愛する妻との結婚を決意したとき、誰もが一度は、
「この人を一生幸せにしたい」
「この人と、そして子供と、笑顔あふれる温かい家庭を築きたい」
そう思っていたはずです。
育休を取得しキャリアの選択肢を広げるという決断は、責任感の強いパパにこそ強くおすすめしたい方法です。
時代の変化と、自分自身の大切なものとをよく考え、後悔しない選択をされることを願っています。
僕自身、1年間の育休を取得したことで、
愛する妻と子供の笑顔を見ながら、その傍らでプログラミングとブログ運営のスキルアップに励む日々を送ることができています。
控えめにいっても「大満足」で、とっても充実していますよ。
この記事が、少しでも悩めるパパの背中を押せれば幸いです。