「大切な赤ちゃんが、元気で無事に育ってくれますように・・」
パパママはみんなそう願いますよね。
だけど、「元気で無事に」の部分を成り行きに任せていませんか?
実は生後1年以内の乳児の死因第4位に乳幼児突然死症候群(SIDS)というものがランクインしているんです。
突然死ですよ?怖すぎます。。
親として、最大限リスク回避できるようやれることはやっておきたいと思い、SIDSの原因から対策まで僕が納得できるまで徹底的に調べました!
この記事では、厚生労働省等が開示している国内情報や、米国のSIDS研究所など海外の取り組み事例を踏まえ、我が家で実践していることをご紹介します。
・赤ちゃんを元気に育てたいから、できる限りのリスクはつぶしておきたい
・乳幼児突然死症候群(SIDS)が怖いけど、なにをしたらいいかわからない
結論からいうと、sense-uというSIDS対策グッズを使うことで大切な赤ちゃんを守ることができています。
目次
乳児の死因トップ5
生後1歳までの乳児をまずは元気に育てたいですよね。
そのためには乳児の死亡要因を知り、その対策を打つことから!
ということで、日本の乳児死因トップがこちらです。
1位と2位は先天的な疾患によるもので、3位は不慮の事故によるものです。
つまり、主体的にリスク低減の対策を打てる病気としては、SIDSが実質的にトップになるわけです。
「万が一、大切な自分の子供が発症してしまったら。。。」
なんて思うと夜も眠れなくなってしまいます。
親として、できる限りのことはしてやりたいですよね。
そもそも乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
赤ちゃんが突然亡くなることは、生まれつきの病気や感染症、窒息事故などによっても起こることがあります。しかし、SIDSはそれらと異なり、何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが睡眠中に突然死に至る、原因の分からない病気です。
引用:内閣府大臣官房政府広報室『政府広報オンライン』
乳児突然症候群の発症率は減少傾向!
だけど、まだ年間60人程度の赤ちゃんの命が失われているんです。
日本では死亡者数が年々減少傾向とはいえ、まだまだ怖いですよね。
乳幼児突然死症候群(SIDS)の特徴
発症するのは、生後2か月から6か月の赤ちゃんに多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。寒い時期に多くが発生しています。
引用:内閣府大臣官房政府広報室『政府広報オンライン』
SIDSは乳幼児の脆弱性に起因する医学的な原因が不明の突然死です。
ただし、睡眠関連の乳児死亡のほどんどのケースで、偶発的に気道が塞がれたことによる窒息死とSIDSを区別することは難しいのが実情です。理由は、解剖結果が類似している、または気道閉塞の痕跡がなくても、うつ伏せ寝や誰かと一緒に寝ていた等、窒息したと認められる状況下にあるケースが多いからです。
これらを踏まえると、睡眠関連の死亡は、乳児の脆弱性と窒息状態の組み合わせによって引き起こされると考えられます。
引用:米国『American SIDS institute』
冬場に発生しやすいことから、厚生労働省では12月以降に備え、11月をSIDSの対策月間に指定しています。
発症年齢:生後2か月~6ヵ月が多い。1歳以上も稀に発症。
発症時期:12月以降の寒い季節に増加傾向
発症状況:窒息しやすい状況下だったことも多い。
乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策
睡眠関連の死亡リスク低減策も含め、一般的に言われているものとして、以下の8つがあります。
①できるだけ母乳で育てる
母乳で育てた赤ちゃんのほうが、SIDS発症のリスクが低いことがわかっています。できれば母乳で育てましょう。
②たばこをやめる
妊娠中の喫煙はもちろん、生後も含めてたばこはやめましょう。タバコの煙に赤ちゃんをさらすことはSIDS発生リスクが上がることが報告されています。
③うつぶせに寝かせない
仰向け寝の子供に比べ、うつぶせ寝はSIDS発症リスクが上がることが報告されています。
④赤ちゃんを温め過ぎない
体温調整が未熟な赤ちゃんにとって、着せすぎ、部屋の暖めすぎ、毛布やホットカーペットでの暖め過ぎ(過熱)が要因とする見方もあります。
⑤硬めのマットレスで寝かせ、ベビーベッドには何もいれない。周囲にぬいぐるみや枕を置かない
特に寝返りをし始めると、顔が覆われてしまい窒息のリスクがあります。枕、ぬいぐるみ、毛布、カバーなど何もいれないようにしましょう。また、ソファやクッションの上など、柔らかい場所で昼寝をさせないようにしましょう。
⑥赤ちゃんと一緒に寝ない
特に親が飲酒や薬を服用しているなど、深い眠りにつきやすい場合はできるだけ避けましょう。
⑦おしゃぶりをさせる
おしゃぶりで遊ぶ赤ちゃんは、睡眠関連の死亡リスクが減ることが明らかになっています。
⑧赤ちゃんをうつ伏せで遊ばせる
フローリングや床など硬い場所が適しています。危険なのでうつ伏せのまま赤ちゃんを1人にしないようにしましょう。
一般的な対応内容に関して、参考文献を記載しておきます。
①、②、③:厚生労働省、④:久保田医師の提言、④~⑧:米国『American SIDS institute』
SIDS対策グッズで一歩進んだリスク回避
いろいろと調べた結果、僕の出した結論はこれです。
↓
②窒息もSIDSも呼吸が弱くなっていき、止まってしまう
(BRUE:乳幼児突発性危急事態)
↓
③呼吸をモニタリングし早期発見できれば、死亡を回避できる!
様々な文献や過去の死亡事例を確認したところ、発見したときにはぐったりしていた、呼吸が弱くなっていた、呼吸が止まっていたなど、呼吸に関する報告がありました。
呼吸が止まると死んでしまいますもんね。
だから、呼吸をモニタリングできれば、だいぶリスク回避できるのではと考えました。
【実体験】SIDS対策グッズSense-Uが性能・コスパ最高!
今時、スマートウォッチみたいな形で何かウェアラブルな機器はないかなーと調べた結果、ありました!
いくつかレビューを比較し購入したのは『Sense-U』という小型の呼吸センサーです。
結論からいうと、性能、精度、コスト、使いやすさ、デザインのどれをとっても大満足でしたっ!
・衣服につける着衣型センサー
・Bluetoothでスマホと連動
・1分あたりの呼吸数を常時監視
・仰向け、うつ伏せ、右向き、左向きと体勢も把握
・最短15秒の呼吸停止でアラーム発報
・誤作動が極めて少ない
・サイズは直径3センチほどと小型でかさばらない
・デザインはシンプルでおしゃれ
・見つけた中で一番リーズナブルな価格
・本体の電池は2か月程度もつ(豆電池1つ)
①衣服につける着衣型センサー
Sense-Uは着衣型センサーです。
ベッドの下に敷くパッド型に比べ、ダイレクトでお腹の上下運動を検知しています。
うちでは肌着にこんな感じで取り付け。
注意書きに厚さ2㎜を推奨とのことで、本体を固定するリングの破損があるとのレビューも。。
我が家ではリング破損も全くなく良好ですが、一応リングのみも入手可能のようです。
②Bluetoothでスマホと連動
本体は検知のみ。
状況確認、アラーム、ON/OFFはすべてスマホで完結です。
もちろんiphoneもandroidも両方あり。
アプリは日本語版があるけど、漢字がおかしいので、立ち上げ手順は後ほど詳しく紹介します。
③1分あたりの呼吸数を常時監視
スマホのこちらに表示されるのが、1分あたりの呼吸回数です。
5秒ごとに数値が更新されるので、そこから算出しているみたいです。
うちは多いとか少ないとかはあまり気にしてなくて、(多少の精度はあると思うので)
呼吸が止まっていないかの1点のみ重要視しています。
④仰向け、うつ伏せ、右向き、左向きとリアルタイムで体勢把握&うつ伏せアラームつき
赤ちゃんの体勢もリアルタイムに把握することができます。
スマホのここの部分、向きを変えるとすぐに切り替わるので精度はめちゃめちゃいいですね。
寝返りをし始めた頃は自分で寝返りがえりができなくて、うつ伏せのまま窒息死...
なんてリスクもあるので怖いです。。
でも!うつ伏せセンサーもあるので、お知らせしてくれるのは嬉しい限りです。
⑤最短15秒の呼吸停止でアラーム発報
呼吸が検知できなくなったとき、「呼吸微弱」としてアラームが鳴ります。
設定範囲は最短15秒~最長35秒まで。
マナーモードをOFFにしていないとアラームが聞こえませんので、スマホのサイレントモードは解除しておきましょう。
⑥誤作動が極めて少ない
1か月程度使用してますが、誤作動は1回もない。
一度だけ深夜にアラームが鳴って飛び起きたことがありますが、ちょうどわざと固定せずにおくるみに挟んだだけだったセンサーが落ちていたときでした。
我が家はかなり信頼しています。(もちろん、センサーはあくまで補助だけども)
⑦サイズは直径3センチほどと小型でかさばらない
あとで紹介するほかのセンサーはちょっと大きかったり、ごつかったりするけど、これはちょうどいい小型。
缶バッチの1~2回り大きいくらいなので、旅行とかドライブ、外泊するときにも持ち運びが楽ちん!
パッド型センサーとは違い着衣型なので、チャイルドシートで寝ているとき、抱っこで寝ているときなど、いつでも状態確認ができます。
さらに、外から見てもセンサーを付けているとはまったく気づきませんので、不格好にもならないところがグッドです。
⑧デザインはシンプルでおしゃれ
モノはこれだけ!
とってもシンプルで見た目も気に入っています。
まさにスマートデバイスって感じですね。
実際贈り物としても抜群にいいセンスですよ。
⑨本体の電池は2か月程度もつ(豆電池1つ)
こちらは現在検証中ですが、過去ユーザー情報では約2か月はもつようです。
電池切れでは元も子もないので、1つくらいは予備電池を購入しておくといいかもしれません。
他にもあるよ!SIDS対策グッズ
SIDS対策グッズを調べているうちに、いくつか他の製品もあるようなので他にもご紹介します。
SNUZA HERO (スヌーザ・ヒーロー)
Sense-U同様にお腹の上下運動を検知する着衣型センサーで、こちらはおむつに取り付けるタイプ。
デバイス自体で検知とアラーム、振動をすべてこなすため、少し大きめな印象があります。
また2016年から発売されているのでレビューも多く、実績も十分ですね。
ただ我が家では、
・Sense-Uと同じ装着型で、モニタリング項目が同じ(お腹の上下運動)であること
・機器サイズが大きく、装着感が悪そうだったこと
・値段が少し割高だったこと
を考慮し、今回は購入を見送りました。
・スマホなしで機器単体で検知・振動・アラームまで完結したい
・赤ちゃんをBluetoothの電波にさらしたくない
って人はこちらでもいいかと。
BABYSENSE(ベビーセンス)
こちらはベッドマットレスの下に敷くパッド型センサーで、赤ちゃんの体動を検知するタイプです。
保育園や産科で多く採用されているパット型ですね。
世界各国で販売されているのでこちらも実績は十分です
個人的には、
・装置が大きく持ち運びがしにくいこと
・ベビーベッドでしか使えない(チャイルドシート、外出先等ではNG)こと
・コストが高い(3万円を超える...)こと
を踏まえ、購入には至りませんでした。
・ベビーベッドでしか使用しない
・少し割高でも信頼性が高いものがいい!って方はこちらがおすすめです。
SIDS対策グッズ自体は100%SIDSを予防できるものではなく、あくまでも補助的な役割です。最終的にはきちんと保護者が赤ちゃんの様子を確認するようにしましょう。
【まとめ】乳幼児突然死症候群(SIDS)対策はSense-Uがおすすめ!
まさに原因不明で突発性の赤ちゃんの突然死SIDS。
それ以外にも不慮の事故での窒息死。
先天的な疾患を除けば、上位にはいる赤ちゃんの死因ですが、呼吸や体動で赤ちゃんの状態をモニタリングできればリスクを大きく低下させることができます。
数万円の出費とはいえ、大切な命を守れるのなら安いモノだと思います。
これからSIDS対策グッズを考えているのであれば、絶対にSense-Uをおすすめします!
ちなみに多少割高でもいいのであれば、
Sense-U(着衣型センサー)とBABYSENSE(パット式センサー)の併用が最も安心できる使い方ですよ。
子どもが元気に育つ、普通の未来を迎えることができることを願っています。